一年に一度、夏の盛りに、余りにも伸びすぎてしまったアサザの整理をしています。
5月下旬くらいから花が咲き始めるので、そのまま手をつけずにおいて、スイレンがしっかり咲いてくれる頃になって、アサザにはやっと手を出すことが多いのです。
アサザはライナーで伸びて、いくつか小さな球根が連なるぐらいに伸びた先に、花をつけます。それぞれの球根からは細い根がたくさん出てきて、スイレンの鉢などと同じ睡蓮鉢に入れておくと、その新しい球根から出た根が、スイレンの鉢に根を下ろして、面倒なことになってしまうのですが、そこまで伸びてくれないと花も咲かないので、痛し痒しの水草だったりします。(^^ゞ
同じようなタイプの水草には、ウォーター・ポピーやウォーター・クローバーなどがありますが、ウォーター・ポピーの花も見たいとなると、ある程度ライナーを伸ばしてやらないと花が咲かないので、やっかいです。以前、メダカの水槽に入れておいたことがありますが、水面をかなり占領した状態で花が咲きました。ただ、ウォーター・ポピーは冬の寒さに弱いので、結局、毎年育てることは、諦めました。場所を取るわりに管理が面倒なのが、私に意欲をなくさせたということですね。(^_^;)
その点、アサザは冬も屋外でそのままにして置けるので楽です。ただ伸びすぎたものが、他の鉢で根を張ってしまうので、それぞれの球根を分けていると、数が増えすぎて管理が大変です。
今年はそんなわけで、5月下旬には花を見ることは出来ないかもしれないけれど、思い切ってアサザの鉢の整理をしました。10鉢以上に殖えてしまったアサザを整理して、5鉢に減らしました。いくつかの鉢は、ライナーが伸びた状態のままで植え替えしました。それらは、うまく行けば6月ぐらいには咲いてくれるかもしれません。
それにしても、スイレンなど水草類は株分けなどで殖やせるけれど、ある程度の数になったら整理して減らすこともしないと、場所ばかり占領して大変ですね。