「ワールドアニメーションクラシック2」の上映全5作品をやっと観る事が出来ました。
昨年も同じ時期の上映でしたが、個人的に3月下旬は時間的にはまったく余裕のない頃なので、かなり、とんでもなく無理をして、観に行く事になってしまいました。
来年も同じ時期なんだろうけれど、出来たら夏休みあたりに開催してくれたらいいなあと、心から思います。でも、企画自体がなくなってしまったら、もっと残念なので、贅沢は言うべきではないのかもしれないですが・・・。
5作品のうち、今までに見ていなかったのはグルミットの新作だけでしたが、バッタ君もキリクもアズールも大画面で観ることが出来る機会って、殆ど皆無でしょうから、とても有り難い企画であったことは確かです。
『パンダコパンダ』の2本は、特別無理して観るべき作品ではないように思いますが、のちの宮崎駿作品に繋がる要素がたくさん確かめられる作品でもあるので、やはり一度は観ておきたい作品だと思います。
『アズールとアスマール』は、こちらにちょっと書きました。『バッタ君 町に行く 』は、こちらです。
『ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢』は、期待していたほどではなかったけれど、同時上映の『ペンギンに気をつけろ! The Wrong Trousers 』を劇場で観ることが出来て感謝です。私が初めて外国から購入したDVDが、この同時上映3作品を収録したDVDで、当時はリージョンの関係でPCでのみ再生できたのですが、かなり感動したことを覚えています。
のちに、リージョンフリーのDVDプレイヤーを、やはりアメリカから購入して、ドルビーサラウンドで再生した時の、音の迫力と音楽の素晴らしさに大変驚いたことを、懐かしく思い出します。
グルミットものは、作品そのものが音にも拘っているので、やはり音響の良い劇場で観たいものです。今回の上映は、その点ではちょっと物足りませんでした。『野菜畑で大ピンチ! The Curse of the Were-Rabbit 』も、静岡東宝で上映されたのですが、あの劇場ですら音響には満足出来なかったのは、音響関係は個人ユースでもかなりのレベルまで家庭で再生できる環境になってしまっている状況が窺えて、複雑な心境です。(^^ゞ
そして、最後に観たのが『キリクと魔女』。今回の5作品の中では、一番印象深い作品です。別のブログに感想を載せましたので、興味のある方はこちらをどうぞ。→ 「よーじっくのここちいい時間」