『アーサーとミニモイの不思議な国』に続く3部作の2作目『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』を観てきました。
前作も好きなので、公開を楽しみにしていました。タイトルが「魔王マルタザールの逆襲」と付いているので、この2作目の内容なのかと思っていましたが逆襲のメインはどうも次の3作目らしくて、この2作目は、そこに至るまでのイキサツを描いている作品でした。なので、お話はイマイチというか、1本の映画としてはバランスは余り良くない気がします。あくまでも最終作への予告編といった感じです。
ただ、私はこのシリーズの雰囲気が好きなので楽しめました。実は、ミニモイの世界ではなくて、古き良きアメリカの片田舎の田園風景のなかで描かれる現実の世界が好きなんですが、この2作目は前作よりもさらに、その人間の世界の描写が多いので嬉しくなりました。
本編最後に流される3作目のさわりの紹介を観ると、3作目は殆ど舞台が人間の世界のようで、そこに魔王マルタザールが現れて、戦いが繰り広げられるようなので、期待は更に高まってしまいます。