Movix清水で『シャッターアイランド』を観ました。9番スクリーンは、とても観やすくていいですね。確か清水映画祭の上映作品も、9番スクリーンが多くて、ホント観に来て良かった思いました。
さてさて、『シャッターアイランド』ですが、宣伝の力って大きいなと、思い知らされました。「謎解き」がメインの映画だと、つい思い込んでしまって、映画が始まってすぐカラクリには気付きましたが、そればかりが気になって、結局、作品そのものを楽しむことが出来ませんでした。観ている間中、カラクリの検証をしてしまっていたんですね。ホント、もったいないことをしました。
実際、「謎」がわかっていても楽しめない作品ではないように思いますし、「謎」に捉われるとつまらない観方をしてしまいます。そういった意味では、久し振りに宣伝に踊らされた自分が、情けなくなりました。ハッキリ言って「謎」は数分でわかります、不自然すぎますから。そこからどう物語が展開していくかを楽しまなければ、意味がない作品のように思います。